
肥満に悩んでいる人、その原因をご存じですか?
人間の腸の中には1,000種類、100兆個以上の細菌が住みついているんです。
細菌たちが押すな押すなのひしめき合う光景をイメージできますか?
これをお花畑のようだというのでフローラと名付けたようです。
この腸内フローラの働き方が肥満の原因になるんです。
ワシントン大学の教授がマウスの実験で、
腸内フローラを持たない無菌マウスに、
肥満の人と痩せてる人の腸内フローラを移植して経過を見ると、
1カ月同じ量のエサを与えたにもかかわらず、
痩せフローラマウスではほとんど変わらなかった脂肪量が、
’
肥満フローラマウスの方は20%も増えたんです。
’
人間にも通じるところがあるので、
腸内フローラと肥満が関係あるという結論です。

気になりますよね。
でも腸内フローラについては研究が本格化して間がないのです。
ですから、腸内フローラを全体として捉えるとか、極々少数の細菌を特定して集中して研究しているというのが現状です。何しろ一人の人間に100兆個ですから、全体的にはこれからというところです。
腸内フローラによる新治療法
腸内細菌産出「短鎖脂肪酸」で肥満解消
肥満の人に極端に少ない細菌(つまりこの細菌が太らせないようにする菌)が分かりました。「バクテロイデス」とその仲間の菌なんです。
この菌は「短鎖脂肪酸」という物質を作ります。この短鎖脂肪酸に、“太らせない=痩せさせる” 働きがあります。痩せてる人は短鎖脂肪酸を多く持ちますが、肥満の人はもっていないということです。
なので、肥満の人にこの菌たちを持ってくればいいということになります。それは可能です。
もう少し順序だてて説明します。
- 食べ物が胃から腸内に入ると、バクテロイデスなどの腸内細菌が短鎖脂肪酸をつくる
- 短鎖脂肪酸は血液に入って全身をめぐる
- 脂肪細胞と交感神経のセンサーが短鎖脂肪酸を感知すると、脂肪の蓄積をやめ、また代謝を活発化
ではこの短鎖脂肪酸というのは何者でしょうか?
これは、酢酸、酪酸そしてプロピオン酸の総称です。このうち、酢酸が“痩せる”ことに最も働きがあります。酢酸=“お酢” ですから、お酢を大量に飲めばいいのか? 不正解です。お酢は大量に飲むと体に毒です。だからバクテロイデスなどに“お酢”を作ってもらう方がいいのです。
それではバクテロイデスなどの細菌を増やすにはどうすればいいのか、気になりますね。
答えは、この細菌のエサである食物繊維をやればいいのです。
食物繊維は野菜に多く含まれていますから、「野菜を食べなさい」ということです。昔から言われているように。バランスよくです。念のために。
でもこれができない人が多いですね。
例えば、忙しすぎて野菜が摂れない人とか野菜嫌いな人とか。そんな人にも方法はあります。食物繊維を多く含むサプリで補完することです。これで解決です。

腸内細菌産出「エクオール」でシワなし美人
ちょっと話を広げます。
短鎖脂肪酸ではないですが、やはり腸内細菌が作った物質由来の「エクオール」も実用化されています。
エクオールの入った錠剤を50~60代の女性に3カ月間飲んでもらうと、目じりのシワが浅くなったというんです。
もともとシワとかは個人差が大きいですね。この細菌は、人によって持ってない人もいるんです。また持っていても適切にエサをあげてないとエクオールを作ってくれません。
大豆のイソフラボンを腸内細菌が変化させた“スーパーイソフラボン” です。
当然、大豆の中には入っていません。
エクオールは女性ホルモンの代わりに働きます。
更年期の女性は女性ホルモンが減少し、
シワやほてり、骨密度の低下などが起こりますが、
これをエクオールは防いでくれます。
その働きは大豆イソフラボンより大きいのです。
なので腸内細菌のエサである大豆をまず食べましょう。

でも、エクオールを作る細菌を持っていない人もいます。どうしたらいいのでしょうか?
この細菌を見つけたのは大塚製薬です。乳酸菌のⅠ種で、「ラクトコッカス20-92」と命名され、同社はサプリメントを販売しています。このサプリを摂るのも一つですね。
可能性はどんどん広がる広がる
将来は短鎖脂肪酸が糖尿病治療?
短鎖脂肪酸は、前述のとおり、脂肪の蓄積を止め代謝を上げる働きがあります。
脂肪の蓄積とか、代謝が悪いと聞くと、糖尿病のことが気になる人は多いはずです。実際、糖尿病の治療に効くのではないかと期待がかかっています。
正常な仕組みはこうです。
- 短鎖脂肪酸が腸の細胞に働きかけて、「インクレチン」というすい臓に働きかけるホルモンを分泌
- インクレチンがすい臓に働きかけて「インスリン」を分泌
- インスリンは血の中にある糖分(ブドウ糖)を分解
でも肥満で、ブドウ糖が多くなりすぎると、インスリンの働きが鈍るうえ、すい臓のインスリン生産自体に支障がでるのです。
その結果、ブドウ糖が血中に増えすぎた状態が続いてしまいます。
つまり、高血糖状態となります。これ糖尿病です。

これは、インスリンの減少と機能低下が原因ですから、治療の方向はインスリンを再び増やすということになります。つまりは、短鎖脂肪酸を増やすということです。
短鎖脂肪酸を作るバクテロイデス菌を働かせるものを、米国のベンチャー企業が医薬品として開発(臨床試験の段階(?))しています。
その医薬品の成分は食物繊維です。腸内細菌のエサを用意したということです。食物繊維は2種類あります。
■一つは玉ねぎやゴボウなどに多く含まれる「イヌリン」という食物繊維
■もう一つは大麦などの穀物に含まれる「βグルカン」という食物繊維
です。このエサを食べてバクテロイデス菌が働くというのです。
臨床試験で初期段階の糖尿病が改善したという報告が出ています。当然、血糖値の上昇は抑えられるということです。
天然由来の成分である食物繊維が医薬品になるということで、期待は大きいですよね。
将来はエクオールががん治療に使われる?がんの原因になる菌も存在?
エクオールは、実はがん、特に前立腺がんの予防にも効くと期待されています。
すでに、大豆からできる大豆イソフラボンは、男性ホルモンの前立腺がんを引き起こす作用を阻害すると見られているのです。なのでエクオールはもっと効くだろうということです。さらに女性の乳がんに効くのではと期待は膨らみます。
エクオールを作る細菌は、ヤクルト中央研究所などにより発見され「NATTS菌」と名づけられていますが、実用にはまだ時間がかかる状況です。
この理由には腸内細菌が原因と考えられています。
マウスの実験で「アリアケ菌」と命名されたものが犯人のようです。
これは、消化液の胆汁を分解して「DCA」という物質を作るのですが、
これが全身に巡り、細胞を老化させるというのです。
増えすぎるとがんを誘発するというのです。
怖い話ですね。アリアケ菌が増えるのには食生活に問題があることが多いです。

つまり、肥満予防や適切な食事指導ががん予防につながるということです。
将来は腸内細菌が動脈硬化の治療に?
動脈硬化は、中性脂肪やコレステロールが動脈にくっついて、血管を硬化させてしまう恐ろしい病気です。
動脈硬化は、全身中の軽い炎症によって引き起こされる悪い病気です。
炎症を起こしている血管にはコレステロールが多くあります。そうすると白血球の一種の「マクロファージ」が集まってきてコレステロールを食べ始めるのです。
食べ過ぎマクロファージは死んでいきます。血管に付着して、血管を圧迫するのです。これが動脈硬化です。
この動脈硬化に中性脂肪やコレステロール以外にも原因があることが分かりました。遠因は、腸内細菌のある栄養素の分解から起こるのです。
そのメカニズムはこうです。
- 「レシチン」という人間の体に多くある脂質の1種を、腸内細菌が分解すると「TMA」という物質を作る
- これが肝臓に運ばれて、肝臓で「TMAO」という物質に変えられる
- このTMAOが心臓病などの原因の可能性が高いというのです。
まだマウス実験の段階ですが、レシチンと腸内細菌の関係は認められています。
レシチンは体中にある脂質ですから大変です。しかも、サプリメントとして売り出されており、中性脂肪やコレステロールを抑えると謳われているのですから多くの人はびっくりでしょう。
なので、腸内細菌の方で対処を考えないといけないということです。乳酸菌が悪い菌を抑える候補として検討されています。
禁煙すると太るのも腸内細菌のせい?
禁煙した人が太る事実もあります。
原因を、「禁煙で間食するようになったから」とか「美味しくなってついつい食べ過ぎるから」とか理由をつけられていますが、そうした事実がないことも多いのです。
そこでもっと調べた結果、腸内細菌が原因だということにたどり着きました。
研究はこうです。
禁煙するとバクテロイデーテス門(バクテロイデス菌の一族のようなもの)という一群の細菌が減り、代わってファーミキューテス門という細菌群が増えるため、肥満しやすい腸内フローラに変わるというのです。
禁煙は健康イメージなのにバクテロイデーテス門の細菌が減ってしまいますし、夜更かしなどの生活の乱れもこの細菌たちを減らすことが認められています。つまり禁煙や夜更かしが太る原因をつくっているということです。
花粉症やアトピーなどアレルギーを腸内細菌が治療?
花粉症あるいはアトピー性皮膚炎、喘息の予防や治療にも腸内細菌が有効と見られています。これらの病気は免疫機能の乱れから起きたもので、腸内での状況が悪くなっていることを映しています。
腸内の免疫機能の乱れは「T細胞」によって引き起こされますが、「制御性T細胞」(Tレグとも言います)という免疫細胞が疾患を直すことが可能と見られているのです。
この免疫細胞は短鎖脂肪酸(酪酸)が働くことでできるというのです。
マウスの実験などを経て、食物繊維を多く摂取することで腸内細菌が短鎖脂肪酸を多く生産し、アレルギー予防に役立つということが分かっています。前述しましたが、短鎖脂肪酸は肥満や糖尿病予防にも役立ちますから大活躍です。
なお、食物繊維の他、ヨーグルトもアレルギーに効くということは古くから知られています。これは関係細菌に直接働きかけるというよりは腸内環境自体を変えているからです。
良いことばかりじゃない!怖い細菌の毒素
ビフィズス菌は健康効果があるものとそうでないものの両方があります。
予防効果のあるビフィズス菌は酢酸を多く作り、腸のバリア機能をしっかりさせて、毒素が入らないようにしているのです。
もう少し詳しく言います。
□腸内フローラの乱れは腸細胞に炎症などをおこします。
□これは腸の免疫機能であるバリア機能を阻害してしまうんです。
□そのため毒素まで吸収してしまって、毒素が血液中に入ってしまうんです。
□ひどい場合には血液中に細菌が多く入り込んだりします。
□さらに細菌は血液中で毒素を出すことも認められています。
これが血管の炎症となり、インスリンの働きを悪くするのです。そして、糖尿病となったり、敗血症の原因にもなり、さらに進行して死んでしまいます。
では傷んだ腸のバリア機能を直すのは何か? です。
実は短鎖脂肪酸なのです。腸壁細胞は短鎖脂肪酸をエネルギー源にしています。
短鎖脂肪酸が減ると腸壁細胞が活力を失い、バリア機能が低下し、増えるとバリア機能を直すということです。
つまり、短鎖脂肪酸を増やす食物繊維を多く含む食事をすればいいことになります。本当は「食物繊維多め、肉や魚も適量」という食生活が良いのです。
ここまでのまとめ
腸内細菌は100兆個以上います。そして様々な働きをしています。
それはあたかも他の内臓と同じような大事な役割を担っていますから、研究者によっては「新たな臓器」と呼ぶ人もいます。
腸内細菌を使った治療は、今までの化学薬よりも優しく穏やかに効く可能性があります。
つまり、腸内フローラに働きかけて細菌の力を借りることで私たちが本来持っている力を引き出して健康になる方法だからです。
ただ腸内細菌の研究は緒に就いたばかりなんです。発見もまだ少数という状況です。下表に主なものをまとめていますが、少数ながら大きな未来を感じさせるものとなっています。
腸内細菌生成物質 | 細菌: エサ |
効果 |
短鎖脂肪酸 | バクテロイデス菌など: 食物繊維(イヌリン、βグルカンなど) |
◎肥満解消 〇糖尿病治療 〇動脈硬化予防 〇アレルギー予防 △免疫細胞修復(エサとして) |
エクオール | ラクトコッカス20-92/NATTS菌: 大豆(イソフラボン) |
◎シワ改善 〇がん治療 |
酢酸 | ビフィズス菌: 短鎖脂肪酸 |
◎腸壁のバリア機能修復(免疫機能修復) |
TMA | 乳酸菌(?): レシチン(脂質の1種) |
肝臓で「TMA」から「TMAO![]() ▲動脈硬化の原因 |
腸内環境が脳にも影響?
「腸は第2の脳だ」といわれます。
これはマウス実験の段階ですが、
・マウスの脳は腸内細菌なしでは正常に発達しない
・臆病マウスと活発マウスの腸内細菌を入れ替え実験から、遺伝子だけでなく腸内フローラも性格を左右する
ということが明らかになったのです。
私たちの体には、昔から「脳腸相関」と呼ばれ、脳と腸を繋ぐ特別な神経があります。例えば、脳がストレスを感じると下痢や便秘になったり、腸の調子が悪いと不安やうつ病になったりするのが例です。
脳と腸を結ぶ直通回線は、自律神経のⅠ種である「迷走神経」と呼ばれ、「神経伝達物質」を使って刺激を受け取ったり伝達したりします。この物質は腸内細菌が作っているのです。つまり、私たちの感情や思考は腸内細菌が深くかかわっているということです。
こうなると夢は膨らみます。
例えば、うつ病患者は下痢や便秘を繰り返す過敏性腸症候群の人が多いのですが、この過敏性腸症候群を直すビフィズス菌の一種の「ビフィッドバクテリウム・ロンガム」を飲ませることでうつ病の状態が改善しています。将来精神疾患の治療の可能性が出てきました。
また自閉症も腸との関連を研究されています。
自閉症はコミュニケーション力の低下ですが、腸に炎症を起こしていることが多いのです。そこで、整腸剤を飲ませて実験をした結果、コミュニケーション力が向上しているのです。この原因は、腸内細菌が作り出し、血中に含まれている「4EPS」という物質がコミュニケーション能力の邪魔をしており、整腸剤がこの物質を減らす役割を果たすことが分かりました。そしてややこしいことに整腸剤も腸内細菌の一種なのです。
定住できる腸内細菌と都度食物摂取が必要な細菌
人間はどうやって腸内細菌を受け継いでいるのか?
答えは、食生活と感染です。
赤ちゃんが胎内にいるときはほぼ無菌状態です。それが最初に細菌と遭遇するのは出産時の産道といいます。ここでビフィズス菌など腸内細菌と同じものが、口や鼻から入るということです。そして運よく腸におたどり着けた菌が増殖するのです。
多くの場合、だいたい5歳くらいまでに腸内フローラの構成は決まります。以降はあまり変わりません。そして小さな変化は絶えず起きているのですが、それが健康を大きく左右するということです。
腸内フローラの構成は人によって違っています。さらに国ごとによって特徴があります。何故このような特徴が出るかというと、食生活の他に感染があります。つまり、個人レベルの継承と集団としての継承があるということです。
体の中に入って来た細菌はすべて住みつけるわけではなさそうです。
ほとんどは、食べ物と混ざり合い腸の中を移動しています。そして排泄されます。大便の3分の1は腸内細菌ということです。大便は腸内細菌のかたまりなのです。
また下痢で細菌が流れてしまうことが多いのですが、全部ではありません。実は一部の細菌(白血球が出す物質を適当にまとうことができる細菌)には住処があるのです。腸の表面のネバネバした「ムチン」と呼ばれる「粘液層」です。物質をまとうと粘液層に住みつけるのです。ここは食べ物と一緒に流れることはないの安全というわけです。
なので、定住している細菌と、必要に応じて補給できる細菌があって、状況に応じて機能してくれるのです。
例えば、ヨーグルト菌は定住していません。なので、ヨーグルト菌に働いてもらいたければ毎日補充しないといけないということです。細菌というのはいい面もあれば、悪い面も持ち合わせていますので、定住する菌は少ない方がいいのです。
健康な人の腸内フローラに近づけることが理想?
最近の腸内細菌の研究の方向性は、「人間の長寿健康を考えるには、腸内細菌の研究が不可欠」ということです。
実は、健康な人と病気の人の腸内フローラには違いがあります。
しかし、その違いの中身はまだ十分には解明されていません。昔のように「善玉菌」「悪玉菌」という単純な仕分けでは済まないレベルに来ているのです。
研究成果の一つに腸内フローラには多様性が重要というのがあります。少数の細菌が増えすぎるのはよくありません。
例えば、「偽膜性大腸炎」という病気は、腸内で「クロストリジウム・ディフィシル」という細菌が異常繁殖したことで起こる怖い病気です。症状は下痢や嘔吐、全身の倦怠感などですが、悪化すれば死に至ります。欧米で患者が多い病気です。
この治療は困難でした。抗生物質を投与すると他の菌は死にますが、この菌は耐性を持っているので、ますます増殖してしまうのです。
そこで出てきた治療法が健康な人の便を患者の腸に流し込むという方法です。効果はテキメン、抗生物質が効かない患者に対しても92%の成功率とのことです。しかも、その効果が出るのはごく短期間です。今や学会からも推奨される治療法となりました。
例えば、ビフィズス菌などの細菌を単体で飲んでも効きませんが、他の菌と一緒にチームプレーをしてくれれば効果ありなんです。

’
成功例と効果なしとする例の差は、腸内フローラがどれくらい健康な人のものに近づいたかによるようです。
ここまでの参考文献:
「やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実」NHKスぺシヤル取材班
など
今すぐ実行しましょう!
注目の短鎖脂肪酸のサプリ「ビセラ」
短鎖脂肪酸の大きな働きは十分にご理解して頂いたと思います。
肥満とか体調とかに大きく影響があるのは腸内(体内)フローラであることもご理解いただいてますね。腸内フローラに重要なのは、「多様性」と「バランス」です。
そして肥満には“痩せ物質”こと、短鎖脂肪酸が重要です。
短鎖脂肪酸というのは、酪酸や酢酸、プロピオン酸などを総称したものです。特に、酪酸とか酢酸は肥満に抗した作用は大きいです。
体内で作られる短鎖脂肪酸は、年を取って減る傾向にあります。腸内フローラのバランスが崩れたり、あるいは一部細菌が急に減るためです。このため、過食やストレスですぐ太るのです。
なので減った短鎖脂肪酸増やすには、腸内フローラを整え供給量を増やすか、外から適度に補給する必要があるということです。
これに目を付けたのがサプりメントの「ビセラ」。短鎖脂肪酸を主配合にしています。他にも
■腸内フローラ・サポート菌である乳酸菌類などを1袋あたり1兆個
■腸内フローラの善玉菌、悪玉菌にアプローチするオリゴ糖や食物繊維を配合
これらは、劣勢に立たされている善玉菌をサポートし、調子に乗っている悪玉菌を減らす働きをするのです。
もう一つ重要な注意点があります。それはこの重要な配合成分は、熱に弱いと胃液に溶けたりすることです。
その点、ビセラは努力しました。しっかりと腸まで届くよう特殊加工カプセルを採用しています。このカプセルに入っていれば胃酸や熱で死滅することもありませんし、腸まで届いて無事溶けて短鎖脂肪酸などを開放するのです。
大事な短鎖脂肪酸や善玉菌が無事腸に届き、活動できるということです。

ビセラは薬でなく、健康食品です。副作用とかありませんが、効果が出るには時間が必要です。それに、大事な配合成分も体にずっととどまるのではなく、1両日で排泄されるものです。
なので継続が大事です。継続により、短鎖脂肪酸が全身の脂肪細胞に中性脂肪の取り込みを抑えることができるということです。
うれしい報告もいっぱいです!
fa-arrow-circle-rightビセラ4カ月で7㎏減に成功しました。便秘気味なので乳酸菌サプリも併用してます。
fa-arrow-circle-right産後対策でビセラを買いました。家でDVDを見ながらヨガもして4カ月で3㎏減に成功です。
fa-arrow-circle-right仕事が忙しく外食も多いので、ビセラを始めました。定期で4カ月平均を計算すると3,000円台半ばなので安いです。
fa-arrow-circle-rightビセラで便秘症状の改善がありましたし、同僚から明るくなったとも言われて嬉しいです。
ビセラを是非継続して頂きたい。ビセラには定期のトクトクコースがあります。定期コースだと有利です。有利ポイントをあげますと、
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ハイブリッド菌活で腸内フローラ美人の「スリビア」
このサプリは、痩せ物質の「短鎖脂肪酸」と短鎖脂肪酸を産出する生の「酪酸菌」を一緒に主配合したものです。
年とともに腸内フローラの乱れ、いわゆる善玉菌などの減少で、消化や代謝がアンバランスになり肥満したり、肥満体質になるのはこれまでの説明のとおりです。
なのでこのサプリは、減少していると思われる短鎖脂肪酸と酪酸菌をハイブリッド配合して、その減少を補うことで痩せようしています。
狙いはこうです。短鎖脂肪酸が直ぐ機能し、少し遅れて酪酸菌が短鎖脂肪酸を作り出す。これで必要とされる短鎖脂肪酸を効率よく摂れるということです。
短鎖脂肪酸が機能してくれれば、脂肪の蓄積を抑え、代謝を高めてくれます。これがこのサプリの本来の狙いですね。

スリビアのさらなる特徴をあげますと、
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- 善玉菌のエサのオリゴ糖と悪玉菌を減らす働きがある水溶性食物繊維を配合
- 細菌は熱や胃酸に弱いので、この弱点を克服するため特殊加工カプセルを採用。これで、カプセルは胃では溶けず、腸にたどり着いてしっかり生菌を届けます。
つまり最大の特徴は、
- ハイブリッド配合
- ビフィスリム菌(R)
- オリゴ糖&水溶性食物繊維
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です。
その甲斐あって、モニター支持率は97%と非常に高いです。
人気商品ですからいろいろ口コミも多いです。
まず悪い口コミの主なものは、体重が期待通り減らない、少しお腹が緩くなったとか、値段についてが多いです。
やはり多くの購入者は体重を短期間で減らすことを期待しているようです。しかし、腸内フローラの状態は人によって違います。当然、同じように効果が出るとは限りません。なので継続することが必要なのです。
お腹が少し緩くなったというのは、腸の働きが活発化した証拠ではないですか?便秘の人の話を聞けば、そんな事実があれば喜びます。もう少し続けてなれたらどうでしょう。
お値段ですが、販売者のベスト・エフォートです。効果が実感できれば安いと感じると思います。
良い口コミは多いです。目標まで痩せれた、便秘が解消された、ダイエットで肌もキレイになった、などなどです。おそらく、腸内フローラの状況がこのサプリにあっていたのでしょうね。
公式サイトの“喜びの声”も多いようですか、掲載の写真もショッキングです。


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6,650円(税込)ですが、 - このコースでは、初回ナントたったの500円(税込)で送料も無料でお届け
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注目の食物繊維イヌリンとHMBのサプリ「イヌリンとHMB」
■注目の植物繊維「イヌリン」をトップクラスの配合
食物繊維は腸内細菌とは切っても切れない関係です。なにしろ、善玉菌のエサになるものが多いです。
善玉菌のエサが多く供給されると善玉菌が活性化し、腸内フローラも正常化します。
イヌリンの役割を順に説明しますと、
・糖質をほとんど含まない水溶性食物繊維となり排泄をスムーズにします
胃腸でゲル状になり老廃物を吸収してスムーズな排泄の助けになります
・イヌリンが分解してオリゴ糖になると乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やし、腸内フローラを整えます
・他に、日和見菌のバクテロイデス菌のエサになり短鎖脂肪酸産出を増やします
バクテロイデス菌は注目を集めている腸内細菌です。この菌が産出する短鎖脂肪酸は、まさに“痩せ物質”です。前述のとおり、この菌が少なくなると肥満になります。この菌が短鎖脂肪酸を産出してくれれば痩せられ、肥満解消効果があるということです。他に糖尿病治療や動脈硬化治療の有力候補としても注目されています。
などです。つまり、排泄を良くし、腸内フローラを整え体調を良くして、健康に痩せられるということです。
■「HMB」で体の燃焼を増やし、太りにくい体質へ
HMBは必須アミノ酸のロイシンが胎内で変換されたものです。ロイシンは筋肉増強プロテインである“BCAA”の中心成分ですが、このロイシンがHMBに変わる量は高々5%程度です。なので、HMBを直接摂取した方がいいということになったわけです。HMBはロイシン同様筋肉合成に関与します。
因みに、筋肉はたんぱく質で出来ていますが、肉類などのたんぱく質質が直接体でもたんぱく質になるのではなく、一旦アミノ酸に分解されます。これは多くのアミノ酸が結合してできたものが体たんぱく質です。この際、大事な働きをするのがロイシンなどのアミノ酸とHMBなどのアミノ酸変換物であるです。
体たんぱく質が順調に作られて筋肉が増えれば、基礎代謝量が上昇します。つまり食物摂取で出来たエネルギーを基礎代謝などで多く消費することになりますからバランスがとれて、太らないということです。つまり太りにくい体質になっていきます。
少し余談ですが、筋肉系のYouTuberがHMBについて、広告が下手すぎてあまりでなくなったが、効果はあるというコメントでした。
★そのほかにも贅沢成分を配合
・「サラシア」
インドやスリランカに自生するする植物で、昔から王族などに重用された「奇跡の植物」です。その効果効用は、糖質や脂肪の消化を抑え、食後の血糖値や中性脂肪の上昇を抑えます。また腸内環境も整える助けになります。サラシアを主成分にしたダイエット食品もありますから効果のほどは認められているということです。
・万病に効くといわれる「ビワ茶」、油や糖を多く摂る人におすすめ「アイスプラント」、ミネラルや食物繊維豊富な「桑の葉」といった成分も贅沢配合しています。
★嬉しい声
愛飲者からの喜びの声は多いです。
・「50を過ぎてから健康診断で生活習慣の見直しを指摘されました。イヌリンを飲み始めたおかげで今は健康を安定しています。」(50代男性)
・「甘いものが大好きなのですが、健康診断で注意を受け大ショック。イヌリンを始め、体質に合っているようで体が軽くなってとても調子が良いです。」(40代女性)
・「年とともに体のあちこちにガタがきました。普段の食事で不足分を補えるものをとイヌリンを始めました。飲み始めると何となく調子が良かったです。毎日習慣になって体調もすごくいいので趣味のゴルフや登山を楽しんでます。」(60代男性)
と、皆さん体調を良くされていて本当によかったです。次の50代女性の体験談は本当によく描かれていると思います。

二重あごでお腹ぽっちゃり、全体的にどっしりして肝っ玉母ちゃんになってしまいました。
女を完全に捨てている自分を反省した瞬間でした。
少しは良くしようと試しましたがどれも続かずでした。
そんなときに夫からすすめられてイヌリンを始めました。
毎日きちんと飲んでいると「最近、イキイキしているね」と夫に褒められ、
体調がすごく良いことに気づきました。
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