個人で2億円を稼ぐ
マナブは30才を過ぎたくらいでしょうか。現在、タイのバンコクに居を定め、マレーシアやシンガポールを行ったり来たりの生活をしているようです。いわゆるミニマリストでノマドですかね。
ブログを中心に、Youtubeや教材の販売などで収入を得ているみたいで、去年の動画で、売り上げは3億、利益も2億くらいになりそうだと言っていました。税金の安い国が主たる居住国ですから、儲けも多く残るでしょう。
本人は自分のことを「引きこもり」と言っていますが、友人が少ない、いえ積極的に友だち付合いをしないタイプみたいですね。そんな人がごく少数の引きこもりをビジネスパートナーにして、いろいろとビジネスを展開しているようなんです。どうも、事業の成功パターンを掴んだようで、今後も拡大が続くと予想されます。
成長の原動力
マナブの成長の原動力な何なのか?
話を聞く限りでは、大学を卒業するまで、平々凡々のような気がします(あくまでも個人の感想です)。以前このブログで取り上げたわっきーと比べれば、両親に温かく育てられた幸せ者?その彼が、フィリピンのセブ島に英語留学をしました。何かを打ち破りたいとか、習得したいとかの意欲が強く出始めたのかもしれません。そして会社を起し、潰しています。でもこれが始まりですか?
本当は「manablog」を中心にブログ運営を始め、継続したことが成長の原動力になったと推測しています。
彼は、ブログ運営だったかネットビジネスについて、最も重要な3つのことを、プログラミングとコピーライティングそしてマーケッティングと言っていました。確かにこの3つをマスターできれば、間違いなく稼げるでしょうね。
でも大事なことは、何故、どうやって成長し上達できたかです。
彼のブログは最初は鳴かず飛ばずのパッとしないものだったようです。多くの人がやる脱落コースを歩んでいたような感じです。
それが、3~4年くらい前でしょうか、毎日更新を始め、700日連続で行ったと言っています。彼自身もこれで大きく飛躍したという自覚があるんじゃないですかね。なので彼は大事なことは「毎日更新」と言っています。でも、これって多くの人を誤解させ、脱落させる危険があるんじゃないかと思うんです。私の推理を披露します。
700日間連続更新を効果的にする環境
彼は時々、「キーワードの選び方」とか「ブログ記事の書き方」などなど細かなテクニックを、惜しみなく動画で話します。多分、ブログでも書いているんでしょう。
でも細かなテクニックは役に立つんでしょうか。話が飛ぶと思うかもしれませんが、私の位置づけではこう言ったテクニック披露は「コピペ」を教えることに相当すると思うんです。テクニックがコピペとはどういうことかと、理解に苦しむかもしれませんが、続けて聞いてください。
むしろ大事なのはブログ運営をする上でも環境を整えること。これって極々少数のブロガーしかできていないんじゃないかと思うんです。
端的に言えば、ツールを取り込み活用する環境です。キーワード抽出ツール、サイト訪問者数計測などアクセス解析ツールなどなど便利ツールは当然使うでしょう。また、記事の構成をPREP形式にするか、それとも新PASONAか、あるいはAIDCAと言ったいろいろなフレームワークをどれにするのか検討できるのは頭の中にあるツールを使う。別の表現をすればテンプレート化している。こういったことには、彼のブログmanablogに親切に書いてくれていると思います。
でも最も重要なことは、こうしたツールや思考パターンを「原因→結果」あるいは「攻撃→成果」のような一連の流れに落とし込んだことだと思います。結果とか成果をみたり確認できることは重要ですよね。
ただ、「700日間毎日更新」というのは、彼の上述の流れの落とし込み方が非常に優れていたということです。テレビゲームを想像してみてください。「攻撃→成果」は瞬時に出ますよね。つまり自分のやったことの結果が見れるとハマるんです。引きこもりのゲーマーを想像すれば分かります。ゲーマーはゲームに没頭できるのは、「攻撃→成果」の仕組みを体に覚え込ませているからだと私は言いたい。そして「成果」をあげるために色々「攻撃」を変えるのです。ゲームの内容など2の次、3の次ですよ。ましてや攻撃をコピペしたのに、というのは愚の骨頂。
ブログの場合、ゲームのようにすぐには結果は見れません。でも彼はこの仕組みをうまく作り上げたんだと思います。一旦作り上げると、後は自然に没頭です。700日毎日などというのは簡単にできます。
つまりです、「毎日更新」を文字通り受け取ってはダメで、自分自身の活動に「攻撃→成果」のパターンに組み込めるかが重要ということです。大きな違いが出るはずです。
「攻撃」の部分をコピペで済ませていれば、ワンパターンで飽きられます。そして果報は寝て待てを決めこんでいれば、正真正銘の待ちぼうけです。つまり「成果」はありません。その挙句に「ブログオワコン」と宣うのです。
他方、マナブは日々キーワードを抽出です。そこから「攻撃」のパターンを考えるのでしょう。そしてできる限り早く「成果」の確認ができる仕組みをつくっているのでしょう。彼は動画で、「新しいキーワードは常に出てきます。だからブログは終わりません」のようなことを言っていました。
コピペブログオワコン野郎とマナブの間には大きな違いがあることを分かってもらえたでしょうか。
誰かの教えを彷彿させる?
私は彼の動画を見ていて、思わずMr.Xが言っていたことを思い出すことが何度かありました。Mr.Xは2000年以降彗星のごとく現れ、ネットビジネス界に巨大な足跡を残した人です。商材を一杯出しています。ごく一部ですが、参考にできるブログがあります。
マナブは引きこもりで、時間もたっぷりあります。Mr.Xの商材を見たのかもしれません。そして納得して実践した。推測ですけど。
Mr.X自身、自分はパクってばかりと言っています。だけど、彼の情報収集はスゴイ。100年前のコピーでも大金を払って収集すると言います。100年前のをパクっても誰も気づきませんよね。
そうそう、かのアインシュタインも「独創性とは出典を気づかれないことだ」みたいなことを言っていたように思います。出典がわからなければ著作権もありません。頭は使いましょうということで。
そうすればマナブのように事業を軌道に載せれたり、アインシュタインのようにノーベル賞をもらえるようになるかもです。
(注)敬称略