2年半ぶりのコンテンツマーケッティングについて、
約3時間の無料セミナーをしてくれたのです。
見方・仕方と分けるとすれば、見方を十分に説明しています。
バックエンドがあり、仕方を別価値として提供していますが、
この無料セミナーの見方を知れば十分有難いという人も多いかも。
なので、もったいないので記事にすることにしました。
そもそもコンテンツとは
コンテンツとは
コンテンツとは、端的に言ってしまえば、情報商材です。
pdfと研修・合宿、アプリあるいはメールとかで提供されますが、
最近は、動画とか音声も多いです。
要は伝えたい内容が、よく伝われば、媒体はなんでもいいのです。
コンテンツの種類とマーケティングの側面
コンテンツの種類はいろいろあります。
ビジネス、アフィリエイト、SEO対策、SNS活用ビジネス、
マーケティング、勉強・資格、健康、医療、自己啓発、投資、
はたまた異性へのモテ方などなど、なんでもコンテンツになります。
コンテンツをマーケティング的に見ると、次の二つの側面が出てきます。
1.ソリューション
2.プロセス
ソルーションとは、情報とか手法をコンテンツにしたもの。
内容を詳しく説明したものだけを販売するものです。
極めつけが、「裏ワザ」とか「魔法」「マニュアル」
「コピペ」などをキャッチコピーにします。
良い情報さえ得れば上手くいくと考えている人向けです。
でも、「裏ワザ」などの商材を購入しても、
8割9割の人が脱落すると言われます。
これでは購入者が減っていきます。
必然的に、プロセスへと変わってきます。
つまり、「コンテンツ + サポート」をセットにした商品です。
ここではサポートの質が問われるのです。
おのずと限界も出てきます。
「代わりにやってあげます」と代行も出てきました。
しかし代行は殆どがウソでした。つまり詐欺です。
コンテンツマーケティングの振り返り
ソリューションは2000年代初めころから盛んでした。
和佐は多少義憤をもってサポートを加えた、つまり
プロセス販売を「ブルグ解体新書」で行い成功しました。
これが2007年頃の話です。
その後、大きな変化が2011年頃に出てきました。
劇場型プロダクトローンチです。
このマーケティングでは物語性を重視します。
しかもその物語は派手であれば良かったのです。
例えば、「どん底から成功へ」みたいな。
つまり、この商材を買えば成功でっせ…みたいな。
しかし、これも詐欺が横行する結果となってしまいます。
中身のあるものもありますが、他で打ち消されますよね。
マーケティングの変化
従来マーケティングの劣化
コンテンツには金儲けの仕方もよく含まれます。
例えば、ネットビジネスのコンテンツは、
「パソコン一つで大儲けできる」とか
「リスク殆どないけど、ハイリターン」
とかを強調するのが普通です。
前述の劇薬ワード、「裏ワザ」「魔法」「マニュアル」
「コピペ」も強調されます。
ただ前述の通り、実現・達成できるのはほんの一握りの人だけ。
大部分の人は、タダの夢だけで終わってしまいます。
夢だけにしては高すぎるとなるわけです。
購入者はコンテンツを活用して儲けたいのです。
ノウハウやスキルを手にしたいのです。
この購入者の真摯な望みを踏みにじるのは悪党です。
あざ笑うのは詐欺です。
でも、ダークサイドを吹き飛ばす期待が出てきました。
それが、コミュニティです。
コンテンツマーケティングにおけるコミュニティ
コミュニティは一定の目的をもった人の集まりです。
コミュニティへの参加は通常、登録する必要があります。
このため、一定の価値観を共有しやすくなります。
また、コミュニティ運営者とかリーダーと、メンバーという
構成です。
ノウハウやスキルも、いろいろなレベルの人が混在です。
リーダー級のメンバーも存在する可能性があります。
このため、マーケティングや購入者の習得度、新リーダーの養成など
従来とは違ってきます。
和佐のコミュニティ論はある種の理想論を追求したものですが、
ちょうどいいので次で説明します。
和佐流コミュニティ論
和佐の意見だと強いリーダーは不要という論を展開しています。
リーダーが不要というのではなく強いのはいらないということ。
理由は、
1.強いリーダーのもとではメンバーは劣化コピーになってしまう
2.そういうコミュニティ自体も長続きしなくなる
3.メンバー同士がリソースを共有するコミュニティが理想
などの理由です。
もちろん、リーダーはメンバーに勇気や刺激を与えることが
期待されますが、メンバーの方はリソースを使って、
ノウハウやスキルを修得し、羽ばたいて欲しいと願うわけです。
コミュニティの中で、コンテンツ自体が磨かれ、
購入したメンバーの方も、リソースを使うことで、
ノウハウ・スキルの習得が早まると期待できます。
そうすれば、メンバーは主人公にもなれ居場所も得られます。
そして成長したメンバーは新しいリーダーになれるわけです。
言ってみれば、再生産の仕組み構築をコミュニティに期待している
ということです。和佐の志の高さがうかがわれます。
メンバーに求められるごく普通の資質
和佐の見立てでは、コンテンツとリソースがある中で、
他に求められるメンバーの資質では勇気が大事と言います。
勇気とは、裸の王様を「王様は裸だ」という子供のように、
見たこと聞いたことを正直に言えることだと言うのです。
優れたリーダーのもとでは劣化コピーしかできないと言いましたが、
これはリーダーが反論を許さず、勇気のあるフォロワーを作らない
ことがよくあるからです。その結果は、衰退です。
また、優秀なリーダーはフォロワーに素直さを求めます。
素直さによりノウハウなどの習得が速くなるかもしれませんが、
マイナス面もあります。
リーダーのもとを離れると殆どが詐欺に騙されて無一文。
世の中には、素直な奴を餌食にする詐欺師はごまんといるのです。
こうした弱点を補うには、素直さもコミュニティでもまれるのが良いです。
もっとも、メンバーが行動しない怠け者の場合は和佐も見捨てますけど。
価値の正体
価値の変化の概観
コンテンツには価値がないといけません。
では価値って何なんでしょうか?
価値には、大きくは変わってないコアなもの、
つまり昔も価値があると思い、現在も価値と思うものが、
結構あると思います。
でもそれ以外の部分は時とともに移り変わります。
これは価値を認める認識に大きくかかわります。
なので、認識価値と呼んでおきます。
認識価値は移り変わります。
マーケティングの移り変わりで見たように、
以前は、なんかスゴそうということで価値を認めてました。
言ってみれば他人事でも価値を認め、購入もしたのです
でも購入者はすぐに気付きました。無責任だと!
いまは、身近な人が経験したものや自分でも経験できる、
言い換えれば、自分が主人公になれる、
つまり自分事の方が価値を認めてもらいやすいのです。
他人事から自分事への変化です。
自分事に、より多くの価値を認めるようになってます。
これは、若い時には他人事にも関わったりしますが、
年取るにつれ自分事が大事になるということにも符合します。
「生きてるだけで丸儲け」
これはあるコメディアンの言葉ですが、
和佐の好きな言葉なんです。
何故好きなのかを説明します。
さっき自分事と言いましたが、
これは日常的なことでも、なんでも価値がある、
そういう風な意味を含んでいるのです。
価値があれば、いずれはマネタイズできる。
そういう意味合いで「生きてるだけで丸儲け」。
よくブログ始めた人が、記事が書けないとか、
記事のネタがないとか言うのを聞きます。
間違いです。ネタはあなたのまわりに転がっています。
もちろん、グダグダだらだらでは読んでくれません。
そこにはテクニックが必要となります。
素材だけでは美味しい料理にはなりませんよね。
美味しい料理にするには、レシピも必要ですし練習も必要です。
練習次第でタダのものを高価なものに変えれるということです。
そういえば和佐はこんな話もしていました。 以前、デカプリオが主人公で、ウォール街の詐欺師の映画がありました。 如何にも美味しく見える詐欺話で、多くの人から大金を集めます。 当然、上手くいきません。そして捕まります。 ここまでではありません。続きがあります。 デカプリオ、出所してから自身の経験をもとにセミナーを開いて儲けます。 なんでも大儲けできるということです。 そういえば… 現実にもいますね。でも言っておきます。 良い子の皆さん、真似をしないでください! |
まとめのコメント
良いコンテンツが出され、健全にマーケティングされ、
そして、購入者の不満も少ないというのが理想です。
この循環を実現するには、コミュニティは役に立つ。
和佐はそう考えたのでしょう。
確かに、従来のマーケティングの進化形です。
上手く機能してくれれば、素晴らしいことです。
ただ、コミュニティは伸びてるとはいえ、
まだ少数です。その他は従来型などが混在しています。
コミュニティは隔離されて鉄壁のグループではありません。
従来型が侵入してくるリスクも考えられます。
運営者側がしっかりすればいいということになるますが、
メンバーも、付き合い方を上手にする必要があると思います。
「近所付合い」とかのように上手下手で差が出ますよね。
最後に、和佐も言っていることですが、「本物であれ」。
これがどんな時も必要です。
(敬称略)