しまなみ海道を通って大三島の大山積神社参拝

しまなみ海道を走って大三島へ行く

来島海峡大橋を車で渡ってみました。
本州四国連絡橋今治・尾道ルートは通称瀬戸内しまなみ海道という高速道路です。
この高速道路には7つの橋(来島海峡の3大橋は1つに数える)があり、
どれもキレイな景観をもたらしています。

料金所を経て来島海峡大橋に向かいました。
この自動車道はすいすい走れますのですぐ来島海峡大橋です。
しまなみ海道には自動車道の横に自転車歩行者道があり、
来島海峡大橋あたりは比較的多くの自転車が走っているのが見られます。

橋の上から流れの速い来島海峡が見られますし、
スマホで写真を撮るのに余念のない人もいます。皆さん笑顔です。
心地よい潮風に吹かれていれば自然笑顔になるのでしょう。
車はどんどん進みます。

インターは、まず大島、次いで伯方島にありますが、
今回はその次の大三島でおりることにしました。
そうです、大三島には大山積神社があり、これが目当てです。

インターから大山積神社へ

大三島インターをおりて、整備された道路を10分くらい走ったでしょうか。
実は後ろに今治市と書いた軽自動車がたまたま前を走っていたので、
後をついて行っただけですが、簡単に大山積神社に着きました。
神社の前の小さな駐車場に車を停めることができました。

ちょうどお昼時だったので、神社の前の小さな海鮮丼屋で食事をしようと考えました。
その海鮮丼屋は旅行ガイドなどによく出てくる大漁というところ。
前に人が並んでいましたが、名前を書いて順番待ちとか。
周りに聞いてみると平日なのに1時間以上待つことになりそうとのこと。

待ち時間を有効に使って神社の境内に入ってみることに。
大きな神社を見たことのある私には少し小振りに思えましたが、
写真を撮ってもいいのでゆっくりフラフラと時間をかけて歩きました。

戻ってもまだ待ちましたが、20分くらいで順番がきました。
店で一番高い全部乗せを頼みましたが、うまい!待った甲斐があった。
また来ようと思い、2時くらいならすいているかと聞いてみたけど、
すいていないとか…

腹ごしらえができ、後半部は宝物館、国宝館へ。

大山積神社は実はすごい大社

大山積神社の御祭神は大山積大神です。
この神様は天照大神の兄神とのことで、最初から身内だったんですね。
身内というのは、伊勢大社や出雲大社のように大和朝廷が征服した民の
神様ではないといういう意味。
まあ、身内は反乱の心配もないので放ったらかしですよね。

大山積大神は山の神であり海の神でもあり、更に戦いの神でもあるんですよ。
だからでしょうか、ここは日本総鎮守神社なんです。
それに全国に多数ある大山積神社・三島神社の総本社です。

更に、この神社には保管されている鎧は、
現存している鎧の4割とも5割ともいわれるほどですし、
刀や薙刀等の刀剣類も数多く保管しています。
平安時代、鎌倉、南北朝、室町の各時代の歴史的価値のあるものばかりで、
国宝や重要文化財の指定を受けているものも多くあります。

さしずめ陸海の軍神を想起するのは私だけでしょうか。
明治以降も伊藤博文が参拝寄進したり、多くの軍人が船に乗って参拝しています。
彼らに御利益があることを信じさせたのでしょう。
なんかそう思わせるところでした。

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